ライフサイエンス推進機器共同利用室

Open Research Facilities for Life Science and Technology

私たちについて

ご挨拶(事業内容)

「ライフサイエンス推進機器共同利用室」(以下、共同利用室)は、平成29年に全学のライフサイエンス関係の先端機器等の共用化推進を目的として、生命理工学院に設置されました。平成29年、全国でも初めてとなる産学連携による機器の共用化推進を目的とした「島津製作所精密機器分析室」(すずかけ台キャンパスB1棟1階)の整備、を皮切りとして、同年採択された文部科学省先端基盤共用促進事業の支援により設備の共用化を進め、平成30年度には生命理工学院の研究室等から提供された種々の共用機器の利活用の核となる共用実験室及び共用オフィスがすずかけ台キャンパスB2棟3階に整備され、「生命理工学院ライフサイエンス推進機器共同利用室」として本格的な運用を開始しました。また本共同利用室は、バイオ関連の全学の共同利用施設としてすでに設置され広く活用されていたバイオ研究基盤支援総合センターと連携しつつ、それまで本学で共用化が進んでいなかった様々なライフサイエンス関連の先端機器を広く共用化し、本学のライフサイエンス分野の発展を担うことを目指して尽力して参りました。

令和2年度には全学の機器共用推進など研究支援を統括する部局として同年4月に新たに設置された「オープンファシリティセンター(OFC)」と連携を開始しました。令和3年度4月には全学のバイオ関係の研究支援を担ってきたバイオ研究基盤支援総合センターがOFCと統合され、本共同利用室は同年4月から「オープンファシリティセンター設備共用推進体」への参画を通じて共用システムの運営と利用促進に注力しつつ、より一層全学レベルでの幅広い共用化の促進を目指して活動しています。

 

共同利用室の運営は生命理工学院に設置された研究推進委員会が担っています。また本共同利用室内に「ライフサイエンス共同利用支援室」(教授1名、准教授1名、助教1名、技術・事務支援員4名の合計7名)が設置され、本共同利用室が管理する共用機器及び共用実験室の維持・管理を行っています。

 

本共同利用室は平成29年(2017年)より令和元年(2020年)までの3年間、文部科学省先端基盤共用促進事業の支援を受け、事業の立ち上げ、推進を行ってまいりましたが、令和2年(2020年)4月より自立化へ向けた新たなスタートを切ることができました。同年4月からこれまでの共用機器・実験室の維持管理業務に加え、各種共同研究の実施や受託業務の強化など独自の活動を通してより一層の自立化と更なるライフサイエンス関連機器の機器共用化を図り、本学の教育研究活動により多くの貢献ができるよう事業を推進して参ります。

 

 

ライフサイエンス推進機器共同利用室長

 

 

 

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